詩の話とかWebっぽい話とか、とにかく雑多に。
2003年08月27日
クレジット・カード伝票
重要な会員情報が印刷してあるカード伝票を,不用意に捨ててしまう人にも非はある。しかし,待てよ? そもそも,カード番号(会員番号)のすべての数字と利用者名をカード伝票に印字する必要があるのだろうか。
端末機器が,センターのホスト・コンピュータから売上承認を得るのには,カード情報をすべて送信する必要があるだろう。しかし,承認を得た後,店舗が保管する伝票やお客に渡す控えには,取引内容が分かる必要最低限の情報(売上金額やカード会社が発行した承認番号など)が書かれていれば十分なはずだ。
オンラインショッピングのカード決済なんかだと、まぢでクレジット・カード伝票に記載される内容だけで購入手続が済んだりするですよねぇ。でもレシートと同じ感覚で店員に「捨てといて」って安易に言う客がいるのも事実。認識不足って怖いなぁって思う。
2003年08月26日
無線による車内情報サービス実験開始
JR東日本と日本テレコムは「無線による、車内情報サービス実証実験」を実施すると発表した。中吊り広告の代わりに大型モニターを設置し、IEEE 802.11a準拠の無線LANを用いて情報を配信・表示する
携帯電話の電波がNGで、広告用の無線LANの電波はOKであるという理屈を説明できるんだろうか?という部分に注目。あるいは説明しないんだろうか?
あれ? そもそも公衆の場で携帯電話を使わないようにアナウンスしてるのは単に周りの迷惑になるからってだけだっけ?
確かに私も目の病気で入院してた時も院内でバシバシ携帯使ってたし、先生も院内連絡用に携帯やポケベルを使うものなんだけど。
時代劇のファンなら。
時代劇ファンだったらどこに行けばいいのでしょうか、教えて下さい。 やっぱり太秦は外せませんか?
padma colors 2003/08/26(Tue)
嵯峨野界隈を巡る予定はないんですかね?
タイミングが良いとロケが見られる可能性も期待できたり、できなかったり。そぅいうのってどこで調べたら良いんだろう……。いつ何のロケがあるとか。よくロケに使われる名跡とかならぐぐればすぐ見つかるんだけど。
大河ドラマの関係上、壬生とかでなんかあるのかな?
週末は開幕戦。
ふっぼる・えすぱにょーる経由でチェックし忘れのスペインリーグ日程表。
2003-2004年リーグ戦の開幕は8月31日8月30日。開幕戦のバルサの相手はビルバオ。
序盤は
- R.ソシエダ - セルタ
- 第2節 2003.09.03
- スタジアム:アノエタ(ホーム…R.ソシエダ)
- セルタ - ベティス
- 第3節 2003.09.14
- スタジアム:バライードス(ホーム…セルタ)
と、セルタ絡みで面白い組み合わせ。続いて、
- ヴァレンシア - R.マドリー
- 第5節 2003.09.28
- スタジアム:メスターヤ(ホーム…ヴァレンシア)
- バルセロナ - ヴァレンシア
- 第6節 2003.10.05
- スタジアム:カンプノウ(ホーム…バルセロナ)
- バルセロナ - ディポルティボ
- 第7節 2003.10.19
- スタジアム:カンプノウ(ホーム…バルセロナ)
いきなりバルサとヴァレンシア絡みで強豪同士の激突。
今年の日程、強豪1チームが上位に上がってくるだろうチームと連戦して、それが終わる頃には別の強豪チームがその他強豪チームと連戦して、っていう形が続くようで、どの節も見応えのある試合がありそうな感じ。逆に強豪同士がまとめて星の潰し合いをする節が少ないので、終盤で劇的に順位が変動するってこともなさげだけど。最大の見所は34-35節あたり、かな。
クラシコは15節と34節。
投稿時刻: 13:03 | カテゴリ: /sports/soccer | 固定リンク
2003年08月25日
時代の流れなんですかね。
CNET Japanより「Windowsのアップデート自動化を検討する米マイクロソフト」。
Microsoftの代表は、同社が「今後出るWindowsのバージョンでは、デフォルトでAuto Updateを有効にすることを真剣に検討している」が、まだ具体的スケジュールの決定には至っていないと述べた。Microsoftがパッチ更新の自動化を決定すれば、「Longhorn」から実施される可能性もある。
セキュリティパッチが自動的にインストールされていれば、最近のMSBlastワームの被害は防げたかもしれない。MSBlastは、約1カ月前に出されたパッチをまだインストールしていないコンピュータ数百万台への攻撃に成功したからだ。
ウチの関わる環境に限定すれば MSBlast の直接的な影響・被害はなかったんだけど、見渡してみれば感染したとか、色々な話も聞きますしね。
企業のシステム管理者など多くのユーザーは、パッチが他のソフトウェアと競合したり、最悪の場合システム障害を引き起こす可能性があるため、パッチを適用する前に内容を調べたいと考えている。ある有名なケースでは、MicrosoftのWindows NT用Service Pack 6が、何千台ものサーバーをクラッシュさせたことがある。
例えこういうケースを引き起こすことになっても、ますます重視されるネットワークの、特にトラフィックを考えれば、そういう方向に進むのもやむをえないという意見が主流になっていくんだろうさ。パッチの質を検証できるくらいの人なら自動更新の機能を切っておけば良いわけで。
ただ、今でさえWindows Updateがパッチのダウンロード中に立ち往生してほとほと困ったりするんで、短絡的にこういう方向に進むとできてると思ってたのにダウンロードできてなかったとか、また色々と問題が発生するんだろうし。
「便利なものには裏がある」ってよく言ったものだよ。
昔はPCって趣味でしか本格的に使えない程度の代物だったので、原則DIYっていう感覚があったんだけどなぁ。X68k界隈は特にそういう傾向が顕著だったし。
ちぇき(死語。
- 中西がAtoZに電撃参戦
- デイリースポーツonline
女子プロレスって情報の露出もそんなに大きくないし、個人的にもそれほど詳しいわけではないんだけど、モモの情報は結構追っかけてたりするんですよ。華があるし、ハジけっぷりも好みだし(謎。
堀田AtoZ社長曰く9・13(有明コロシアム大会)しかない
とのことなので、9月13日はちょっと注目。
投稿時刻: 21:15 | カテゴリ: /sports/wrestling | 固定リンク
?
アロンソが史上最年少優勝 F1ハンガリーGP決勝(共同通信)の全文記事リンク先が松井、3打数無安打 試合はヤンキースが快勝(共同通信)なのは謎だ。
yahoo!のことなので、その内こっそりリンク先を修正するんだろうけど。
10:10頃に見てみたら早速直ってた(笑。
忘れないように。
私が無駄に笑ってみて
それで誰かがつられて笑ってくれたら
きっとそれだけで私はしあわせ。
残されることの痛さを教えてもらったから
私は恨まれても 憎まれても
いつまでもこの場で笑ってる
笑ってみせる
絶対に。
今ちょっと、色々あるんだけど、忘れないようにしなきゃと思って日記に転載。
合わせてFreeBBSでご指摘のあった Stum und Drang のURLも修正。
気を取り直して「うおのめ文学賞」の選考作業、頑張ろー。選考期限、今日いっぱいまでだし(とか言いつつ、遅れる旨は既に連絡済だったりするんだけど)。
ん、「何があっても笑ってみせる」 もう決めた。
朗報って……。
どうやら名古屋にはたいへん素晴らしい喫茶店があるとのことです。名古屋にいる方はぜひBBSに書き込んで情報をご提供ください。
- エムスメロディー
- http://www.ms-melody.com/
なんとここの喫茶店は可愛らしいメイドさんがウェイトレスとなってお茶を運んでくれたりするのです、たいへん素晴らしいサービスだと思います。もっとこういう店が増えればいいと思います。うちの近所にもできればいいと思います。
その道すがらで見つけたわけですね。
ちょっと夏ばて気味な、そんなあなたに朗報です。
- 「大須の巫女茶屋」
- http://www.goodwill.jp/mikochaya/
- おすすめメニューはしいたけスープ、どらやき、豆乳ソフト、抹茶みるく
夏も残り少なくなって参りましたが巫女さん喫茶で妄想パワーを充填してきてください!
ありがとー(泣。確かにメイドさんより巫女さんの方が好きだとは言ったけどさぁ。なんて言うのかなぁ、ほら。ちゃうねん。
ただいま。
2003年08月24日
むぅ……。
「うおのめ文学賞」の総合結果も公開されたことだし、その辺りをネタに記事でも書いてみようかと思っていたら、急遽今晩〜明日の予定が変わって、ただ今職場で仕事中みたいな。
明日私用で仕事を休まなきゃならなくなったので、今の内に仕事を振る段取りをしておかないと、という事情。
裸の王様。
「うおのめ文学賞」、全体をじっくり読み通すってことができるほど余裕がなかったので、詩のエントリー作品にだけ注力して、一般投票の推移は非定期的にざーと追ってただけだったんだけど、受付が終わったし言うけど、詩の一般投票の推移って今回のネタっぽかったよね。
もちろん私には、これが正当な投票の推移なのか、あるいは本人が頑張ったのか(苦笑)、あるいは作品投稿者を知る人が良かれと思ってやったことなのか、更にはそれとは全く無関係の人が遊びで連続投票したのか、それは分かんないんだけど、なんにしろお祭り感覚でというか文芸祭りみたいにして「あの作品、良かったね〜」っていうだけのことに、なんか必死になってるなぁと、そんな感じです。
そりゃぁともかく、本人が頑張った結果ではないことを祈るまでです。少なくとも私の寸評、ダーザインさんが酷評と称して感想広場に投稿された感想よりも更に厳しい内容なので、一般投票のランクは上位なのに、選考委員の寸評では散々な書かれようで、結果的に裸の王様ってことにもなりかねないので、ね。
投稿時刻: 01:08 | カテゴリ: /poem/events | 固定リンク
2003年08月23日
料理用ソフト……、って?
21日の残業中に料理用ソフト、使ったことがない人は83.7%――キッチンはまだ非 IT (from Japan.internet.com)という記事を見かけた時の話(ほぼICQでの会話そのまま)。
- Aya
- 「料理用ソフトウェア」ってなに?
- 「料理用ソフト、使ったことがない人は83.7%――キッチンはまだ非 IT (from Japan.internet.com)」
- 同僚 M
- 恐らく、レシピを決めるにはCSSとか必要なのだろう
- Aya
- CSS? Cascading Style Sheet?
- M
- カスタードシフォンケーキセット
- Aya
- なにそれ?
- M
- まぁ、よく知らないという事だ
- おもいつき♪
- Aya
- 笑。
- こういうものらしい。
- 「キッチンも IT 化――献立自動作成機能付きお料理ソフト (from Japan.internet.com)」
- M
- ふーん。レシピ集ね。
- Aya
- 自動献立生成がウリ。
- M
- 自動献立・・・・
- 料理ソフトウェアか、インターネット冷蔵庫か、どっちが有効だろうか。
- Aya
- インターネット冷蔵庫だろぅ。
- M
- やっぱり
- Aya
- というか、家電メーカーはどっちも付けたいだろうねぇ(価格設定的に)。
- M
- それはそうかも。
- ネット経由でレシピを確認できる電子レンジがあったけど、かなり微妙。
- Aya
- 必然性を感じないよねー。
- M
- うん、その通り。
- Aya
- 温め中にネットサーフィンができる(笑【謎】。
- Aya
- ガスコンロのネット化。
- てんぷら油の温度をキャッチして、ネット経由で警備会社に通報可。
- M
- すぐに断線しそうだ。
- Aya
- ガスコンロをハッキング。とかニュースに流れる時代が来て謎。
- Aya
- やっぱり「スタート」で火種を消すんだろうか?
- M
- マイクロソフトは21日、同社製のキッチン閲覧ソフト「クッキング・エクスプローラー(CE)」に安全上の欠陥が見つかったとして、利用者に注意を促す警告を、ウェブサイト上で出した。深刻度を最も高い「緊急」とし、直ちに修正プログラムを導入するよう呼びかけている。
- 同社によると、欠陥が見つかったのは、CE2.01、同2.5、同3.0。この欠陥によって、危険なプログラムが仕込まれたレシピやビデオ予約情報を閲覧した場合、CEなどのソフトが異常終了したり、キッチン内の自家製レシピが読みとられたり、削除されたりする可能性がある。
- インターネットでレシピ情報が取得できるネットクッキングを悪用し、外食産業大手、米マクドナルドなどの顧客情報からレジピ約2000種類を引き出したとして不正アクセス禁止法違反(不正アクセス行為)や詐欺などの罪に問われた被告の判決が21日、東京地裁であった。裁判官は「空腹極まりなく爆食性が高い犯行、キッチンに与えた衝撃は大きい」と述べて懲役4年(求刑懲役6年)を言い渡した。
- M
- こんな世界か?
- Aya
- かなりファンキーな世界だ。
要は料理用ソフトウェアの普及度は今ひとつだった
という結論以前に、料理用ソフトなるものが認知されてないという話。だって残業してるほかの同僚に聞いても似た返事しか返ってこないんだもの(それぞれでバカ話をしてたわけではないんだけど)。
2003年08月21日
そろそろ寝ます。
「うおのめ文学賞」の選考作業、今日は比較的に順調に。さらさらっと、2時間ほどで8篇ほど。この調子なら23日未明には寸評を上げられそうな予感。
投稿時刻: 04:08 | カテゴリ: /poem/events | 固定リンク
2003年08月18日
若菜さん
3月でサイトの更新が止まったままだったけど、思い出したように帰ってきた様子。
投稿時刻: 23:57 | カテゴリ: /poem/site | 固定リンク
タイムリーです。
OSやブラウザのセキュリティホールを悪用するウィルスに対して、どのような対策を行っているのかを尋ねた(複数回答)。「OSのアップデート」58%と「ウィルス対策ソフトで定期スキャン」56%の2つが過半数。ただし女性のみで見ると「OSのアップデート」よりも「ウィルス対策ソフトで定期スキャン」の回答が多数を占めるほか、「特に何もしていない」も23%と多い(男性は8%)。
OSやブラウザのセキュリティホールを悪用するウィルスに対して、どのような対策を行っているのかを尋ねた(複数回答)。「OSのアップデート」58%と「ウィルス対策ソフトで定期スキャン」56%の2つが過半数。ただし女性のみで見ると「OSのアップデート」よりも「ウィルス対策ソフトで定期スキャン」の回答が多数を占めるほか、「特に何もしていない」も23%と多い(男性は8%)。
Windows XPに標準搭載されている「Windows Update」機能を認知しているユーザーは79%。同様に Windows Update の「自動更新機能」については72%が「知っている」と回答した。ただしここでも回答の男女差は大きく、男性では両機能とも認知度が8割を超えるものの、女性では6割台にとどまっている。
Blaster騒動に乗ってタイムリーな調査が行なっているなぁ、と。
個人的に帯域が確保できないせいかWindows Update の「自動更新機能」ってレスポンスが妙に遅かったり、Update中に立ち往生してかなり困るケースが多い気がするんだけど、その辺りどぅよ?と思うこの頃。
んで、結果Update中なのを忘れて電源落としたり、あまりの遅さにキャンセルした結果が「Windows Updateだけでは、MSBlast対策には不十分?(from CNET Japan)」の要因の一つとか言うんじゃ、シャレにもならないよ?みたいな。
2003年08月17日
言葉の限界?
ただいま「うおのめ文学賞」の選考作業中です。詩部門のエントリー作は紙に打ち出して読み入ってるのですが既に全作品読み終わって、大体どの作品も引っかかる場所や注目点に真っ赤になるくらいペンが入って、あとは寸評を書く段階ではあるのですが……。
現時点で10篇分が終わったところ。21日に間に合うんだろうか?
それよりも、作品によっては寸評そのものの書き様が無かったりするのも事実。技術的なことも内容的なことも、それ相応の作品でないと書くことが無いので。例えば単純な平文に言及するほどの技術的な言及をしようがなく、同じように何を言ってるのか分からない作品に「なんかすごいですぅ」とかいい加減なことも書けないわけで。
赤ペンを入れた紙をスキャンして提出してやろうか、とか思う作品もあると言えばある。というか、一律寸評400字以内という形式にも無理を感じたり。
オンライン文学界全体の祭典であり、オンライン文学の活性化と育成を目指し、明るいネット社会の基礎となるコミュニケーションを重視するオンライン文学ファンのための祭典
を掲げるのなら、この辺りを見直すのも純粋に面白いと思った。間に合いそうにないので思考がやや逃避気味になってるだけかもしれないけど(苦笑。
投稿時刻: 13:35 | カテゴリ: /poem/events | 固定リンク
2003年08月16日
美女?
from Yahoo!ニュース
写真を見て咄嗟に Michael Jackson の MEMBER THE TIME で女王役をやってた Iman を思い出したんだけど、彼女の写真を探してみたらこっちの方が美人じゃん、と。
2003年08月15日
盆休み。
- 13日(休み前)
- 8月に入ってから仕事がかなりキツめだったので、無理が祟って体調不良でリタイア。のはずだったのに、先週末にアップしたプログラムの不具合+機能追加依頼が突然来たせいで17:00から出勤(〜21:00)。
- 14日(盆休み初日)
- 昼から早速出勤。休み直前になって20日締めの案件が急に重なってやって来るものだから、とっとと片付けておきたかったので。
- 夜から高校からの友達と飲み会。だったものの、始まる前からグロッキー状態で、一次会でリタイア。
- 15日〜17日
- 何があっても15〜17日は働かないぞぉ、と決心しつつもまるまる「うおのめ文学賞」の選考作業で時間が潰れそうな予感。
- 400字以内の寸評×エントリー作48作品という作業内容に当てるためのまとまった時間がこの休み期間しか取れない上に選考期限が21日一杯とスケジュールもキツいめ。
盆休み返上とか寝るほかすることがない、とかいう状況よりマシか。ん、ポジティブに頑張ってみよー。
投稿時刻: 01:21 | カテゴリ: /poem/events | 固定リンク
2003年08月14日
空更新です。
2003年08月13日
「インターネット ルール&マナー検定」おまけの一問。
インターネットで、誹謗してはならない企業を選びなさい。
- マイクロソフト
- IBM
- 富士通
- くだらない質問だ。こんな設問を出すのがいけない
えと、答は1番? その内WindowsUpdateで特定のサイトをBANするパッチとかが出て(例に漏れずアンインストール不可)どえらいことになりそう(笑。
変わらないなぁ。
ZDNN経由で「二足歩行ロボット組み立て講習会(from TUKUMO)」。 X68000をメインで使ってた頃からおかしな、もとい面白いことをやってるなぁと思いつつWin機がメインになって以来縁が薄くなった九十九電機ですが、その精神は今尚変わってなかったのね。ちょっと感慨深かったり。
2003年08月12日
ユーザーの96%がソフトウェアの著作権を認めている
「著作権者に無断でコピーするのは犯罪だと思うか」という質問に対し、 49%が「思う」と答え、「思うが、正規の商品が高いので仕方がない」と答えた47%を合わせると、96%が「犯罪」だと認識していることになる。
また、「思わない」と答えた4%のユーザーも、「個人レベルで使うには問題はない」(会社員/31歳)、「お金が絡まなければいい」(専業主婦/30歳)など、良識的な判断をしているようだ。さらに、「個人の場合は PC ごとではなく家族または個人単位のライセンスにすべきだ」(証券会社員/37歳)、「コピーに対する対策がなさ過ぎる」(会社員/27歳)、「コピーされて困るならそれができないようにするのも商品開発の一部」(会社員/37歳)など、メーカー側に対する不満も見受けられた。
後半なんだけど、純粋にこういった声に応えると「コピー防止対応→HDDのバックアップ不可→PCを買い換える度にソフトも買い替え」って言うことになっていくんだろうなぁ。それでも良いということを言ってるのかもしれないけど。
加えてユーザーの96%がソフトウェアの著作権を認めて
いようが、なんだろうがその著作権ってどんなものなのかと言うところについてはかなり意識が曖昧ではないか、と。するとこの96%
の人たちは結局のところ、何を認めているんだろう?
そう考えると言葉の綾って怖い……。
エントリー作の第一印象。
前回開催時から引き続き、私が選考委員を担当している『うおのめ文学賞』の詩部門エントリー作、ひとまず一通り一読できたので、今の段階での感想。
まず前回から比べて全体的に作品の質そのものは上がってるように思います。特に
- 一方的に感情を吐露するタイプの作品
- 特定の単語が持つインパクトに頼った作品
が減ったのはいい傾向かなぁ、と個人的に思うところ。
ただその反面、作品の傾向が全体的に内向的でスケールの大きいものが少なくて、一部を除いてどんぐりの背比べっぽい印象を受けました。また今回のエントリー作の特徴として、
- イメージが拡散しっぱなしで掴みどころがない作品
- 締めで展開が集約しすぎて、必要以上にこじんまりとまとまった作品
の二極化しているような感じ。どちらのケースもテーマや題材が内向的なだけに、筆者という個人のイメージに限定された上で上記2パターンのどちらかで話が展開していくから、拡散する場合は受け手からするとその筆者を知らないと本当にイメージを抱きようがなくなるし、集約する場合は時に身の上話を他人の興味を惹くように修飾した感じになっちゃう。
その他目立ったところとしては
- 行間を読む(読ませる)といった概念がまだないからか、言葉の上での話に終わる作品が多い。
- 「ただ……」などの一言でテーマの本質や核心を覆い隠したまま、主観的な結果・事実を言葉で後追いするだけの作品も多い。
- テーマや題材と比べて描写や言葉の修飾の過多だったり、大げさだったりしてすごく上滑りした感じの表現が目に付く。
といったところかなぁ。
投稿時刻: 03:33 | カテゴリ: /poem/events | 固定リンク
引き続きレスさんきゅうです。
私のレスの後にも感想いただけているようで、本当にありがとうです。随分と下の方に落ちてしまったんで、その分は考察と合わせてこちらでレス代わりに取り上げますね。
短い作品なので、本当に、その背景に いろいろ想像できるし、 もしかしたら作者の意図していないところまで 妄想もできて、ざーざーざーと広がる擦り傷ではなくて、 つ、と差し込まれた刺し傷は、 深さを想像する楽しみがあるという感じです
前回取り上げたるいえさんのご指摘を受けて、特に“君”の扱い方と私の中での過小評価
について色々考えてみてたんだけど、逆に詩の展開をそのまま受け入れつつ、作品内では描いていない部分まで色々と想像を巡らせていただけると、本当に作者冥利に尽きます。
詩って文量的にも演出的にも言葉で描く範囲はとても言葉足らずになるのが普通で、同時に受け手が作品を読んだ際には自動的に行間のイメージを如何に想像させるかっていう部分が大切なんじゃないかなって考えるんだけど、少なからずそういう風に受け手を誘導できてるのかなって、それがちょっとした自信に繋がりそうです。
難しい言葉でも表現でもなく,けっこうわかりやすく ストレートな感じですが,そこにちゃんと意味があり構成もある。
私にはたもつさんのような発想力やはなちゃんみたいなイメージをヴィジュアル化するセンスもないから、方向性としてこういう部分が基本となるところがあるかも。
ネットって同好の人たちが一つのコミュニティに集まる傾向が強そうだから、その一つのコミュニティで場慣れしてしまうと、時に同じくそのコミュニティによく訪れる、言わば常連受けする作品を書くようになる場合も多いと思うのよ。結局のところ作品を読むのがそういった人たちだから。
でも私の作品の対象は、飽くまでも普段特別詩なんて読まない人でありたいし、あって欲しいし、私自身もその意識だけは失わないようにしたい。
理想を突き詰めると、国語の授業以外で詩なんて読んだことのない人が、興味本位で私の詩を読んでも文を追うだけじゃなくって、行間のイメージを色々と巡らせたくなるような。そんな風に書けるようになりたい。
2003年08月11日
PRIDE & GI
- 第1試合 ヘビー級スペシャルマッチ 1R10分/2・3R5分
- ○エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/ロシアン・トップ・チーム/PRIDEヘビー級王者)
- ×ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバゴ/フリー)
- 1R 1'09" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
- 第5試合 ヘビー級スペシャルマッチ 1R10分/2・3R5分
- ○ミルコ・クロコップ(クロアチア/クロコップ・スクワッド)
- ×イゴール・ボブチャンチン(ウクライナ/フリー)
- 1R 1'29" KO (左ハイキック)
引用ともにBoutReview.com
PRIDEのTV放送ってマチマチなので、見逃したりするケースも多かったりするんだけど、この2試合はTV放送でも見た甲斐がある程に凄かった。今日のミルコの勝ち方は、ノゲイラ戦を経ずに一気にヒョードルに挑戦もありえるようなインパクトがあったので、秋がますます楽しみ、か?
- G1 CLIMAX 公式リーグ戦Aブロック
- ○秋山 準
- ×天山 広吉
- 19分43秒 ワンハンドクラッチ式エクスプロイダーから片エビ固め
カナダで短期キャンプを張ろうがなんだろうが、変わらず期待通りの結果を残してくれる天山に大満足(笑。他は高山 善廣が初日に負けた以外は順当。
投稿時刻: 00:46 | カテゴリ: /sports/wrestling | 固定リンク
2003年08月10日
その後。
ちょっとウチのFreeBBSがトラブった後にその当事者ということになっていたある人からいただいた謝罪のメールの一節をちょっと晒してしまう。
その時期、ちょうど『ちりつも。』に参加することにして、一応の活動範囲が広がりつつあった辺りだったことをご考慮の上で。
Ayaさんも大きく動き出しそうだね。ちょっとわくわくしています。
多分、活動するフィールドは違うだろうけど。
その後、その人は某詩投稿サイトを中心に積極的な投稿活動をなさっているのですが、私のところはというと、なんか今月になってこの巡行WebLogが『さとみかん』に捕捉されるようになった次第。
確かにフィールドが違いますね(笑。いや、別に私は活躍してるわけじゃないんだけど。
携帯電話事情リンク集
結構どうでもいいネタ。
形状といい、何から何までもはや私の知っているプリントゴッコじゃないんですが、最近のってこんなんなんですか?
やっぱりたのみこむ経由かぁー。それにしてもこういう安直なのって懲りずに出てくるものなんだねぇ。
創作memo -明日-
F.y.と詩人ギルドに投稿している(ウチからはリンクを張ってない)『明日』ですが、F.y.でのレスをちょっと考えてみる。
この作品、元々は以前ウチに置いていた返詩板に返した作品なんで、単品として投稿するには弱いんですよね。レスでも書いているんですが、状況説明等は全て返した元の作品が補う形になってしまうので。
これもレスで触れてますが、返詩であることを差し引いて私的には
- スケールとしては小さめ
- その分キーワードが減るので構成でそのキーワードを浮き彫りにする
- 受け手との間に関連性が断たれない程度の距離を保ちつつ抽象的に
辺りが私の中でのテーマだった、というかむしろ
文量が小さいので構成が鍵だって言うのがまず最初にあって、発想点は
鮮やかに約束された
明日という日なんだけど、“明日”には対比で2連目が絡めて、3連目も“鮮やかに約束された”で収束される連を入れよう(対比を連続した連で行なうと作品が小さく見えるのと、対比を使うことの効果よりも、対比という技法を使っているという事実の方が目立ってしまうのでワンクッション入れるという意味を込めて)、っていうのが最初の段階からありました。
とレスを返した通り、一番最初に浮かんだ最終連の部分だけで全ての構成は決まっていたのですが。
ただあんまり抽象的だとそれのどこが「明日」に繋がるのかなんて分かんないような意味不明になる可能性が大きいんで、「君」を使って形を限定してみたんですが、逆に
詩の中の「君」に読み手が自分を置けるかどうかがすごく重大なんじゃないかと思いました。
と捉えられることになったわけね。その捉え方自体は別に問題ではなくて、それどころか一般的にこれが正しい認識ではないかと思うんだけど、私の中では今回のテーマと前の受け手との間に関連性が断たれない程度の距離を保ちつつ抽象的に
は両立できない、あるいは一般受けに媚びるかその逆を進むかの二つに一つしか存在し得ないんじゃないだろうかという疑念が湧いたの。
一つに喜びや希望、幸福せって言ったものは個々の価値観から更に多様に広がるものなので、抽象化や比喩に結びつくような置き換えによってイメージの多様化を図ろうとするのはちょっと難しいかなと思ったのよ。
そもそも抽象化と限定のさじ加減が繊細な上に、私の中に「君」という単語が与える効能についてかなり過小評価していた部分もあるんだけど。それなら更に別のものを置き換えて、となると私にはもう手が付けられない印象。
その結果、ある黄金律に沿った展開でないとこの手の作品が一般受けするのは難しいかなぁ、という今のところの結論。
この手の作品を一般受けさせる黄金律って言うのは2パターンあって、一つ目が全くのヒロイックもの。超人的な才能に純粋に憧れさせるタイプの展開の、言わば一つのストーリーテラー。私の指向にはちょっと合いませんが。
もう一つが受け手の同情を引くパターン。極限の状況から人並みに生きるべく前を向く姿勢を焦点に当てるテーマがそれに当たるんだけど、このタイプって私、大が付くほど嫌いです、同情って基本的に相手を見下すための感情なんですよ。
そういった形の作品に巡り合って、思うところができたとしても決してその作品の主人公と同じ境遇にはなりたがらない。自分より下があることを見せることで受け手にゆとりを作って「頑張れって思う」→「自分も頑張ろうと思う」って言う構図は興行的な作為がある場合ならいざ知らず、そうでない場合は反則なんじゃないかなって思うんです。
太陽は地に沈んで月を照らすのが一番美しい形かもしれない、となんとなく考察してみた今晩。
2003年08月09日
今が頑張りどころなんですよね。
ちょろちょろとネットを巡ってると、このシーズンくらいからボツボツと進路相談……、というか受験に対する不安の声がBBSにも挙がってきますよね。確かに分かる。私も10年前受験生だったけど、英語だけが飛び抜けて悪くって結構絶望的だった故に。で、経験則的にも夏で受験に受かる人とそうでない人の格差って明確になるところ、あるしね。
なんとなくその頃を振り返りつつ、受験ってなんだったかって考えてみると、単に嫌な事でも目的のための一手段として、最期までやり通すことが出来るかどうかを試されてただけだったような気がするの。
飽くまで手段。意味がないと思うんだったら別に周りに合わせて同じように勉強なんてしなくても良いし、それでも意外となんとかなる。
なんとかなる、と言えども大学抜けてからは一日15時間労働 x 20日間 で月15万円とか、時給800円相当( + 残業費なし)でなんでもかんでもやらされたりとか、かなりきつい仕事しかなかったけど、案外今でも生きてるし、実務経験ができたらいずれ人並みの給料をくれる会社に転職できたりするしね。
私も英語が足を引っ張ってて一年間通して志望校の合格判定はずっとDだったし(苦笑)、特に予備校に通ってた頃は精神的にすごく追い詰められてた時期で、手段とか目的とか言う意識はどっかに飛んでいってて、「かなりヤバい」っていう切迫感ばっかりだったけど、やっぱり学歴って手段の一つでしかなくって、本当に疑問に思うんだったら思うようにやってみても良いんじゃないかなって思う。
それで自分の明日を切り開けるなら、の話だけど。逆にリスキーな毎日を送りたくないなら人の言うことは聞いといた方が良い(笑。
2003年08月05日
自由を望む人ほど他人の掌で踊りたがる(言い過ぎ)。
From IT Pro
IEのシェアが上がろうが、そういう細かい部分は至ってどうでも構わないんだけど、
Internet Explorerを使っている人の大半は、自分が使っているそれを「ソフト」の1つだとは全く考えていないそうです…
インターネット=Internet Explorerになっているので、そもそも「ブラウザ」の概念を理解してくれません…
だから、Internet Explorerという名前すら知りません。
インターネット=Internet Explorer
かぁ……。なんとなく末期的。
WWWって本来もっと制限のない自由な環境なんだけど、結局のところ人にはその自由っていう概念が理解できないって訳。即ち人に与えられる形でしか物事の理解が及ばないということ。
もちろんそういった事例は他の分野にでもあることで、専門的に勉強した人がそうでない人に分かる形で制限を付け加えることによって商品と言うものは生まれるものなんだけど、それを逆説的に考えるとサービス提供者の利害によって自由、且つ公共であるべき環境でなくなっていることを実のところ消費者は許している(場合によっては望んでいる)んだなぁ。と。
ま、確かに私はそういう事情で飯を食っているわけですが。
ノンフィクションという幻想のステータス
実話が何らかの作品の素材になりうるのは確か。それに疑う余地は無い。が、例えば作品が事実を元に語られているということを誇ることに一体どんな価値があるというのだろうかという考察。
こういう切り口で語られる際、大体のケースで「フィクション<ノンフィクション」という構図が前提にされる。即ち作り物にはないリアリティがそこにあるという主張な訳だ。
本当にそのリアリティとやらがあれば良いんですけどね(苦笑。
- ノンフィクション
- (英nonfiction)虚構(フィクション)を用いないで事実をもとにして書いた散文。伝記、紀行、ルポルタージュなど。
Microsoft/Shogakukan Bookshelf Basic Version2.0
と引用するだけしておいて、特に必要なかったなぁと思いつつ、ノンフィクションにしても、前の作品が事実を元に語られている
にしても、飽くまでも事実が元になっているだけで、そこにリアリティが介在するかどうかという部分は実は別問題で、えてしてそういう基本的な部分に思慮が欠落するケースが多いまま、「フィクション<ノンフィクション」と語られるのはどうだろう?という疑問がよぎって仕方がないの。
作者にとって多少の言葉の装飾を付け加えてたとしても、それがリアルそのものであるのかもしれないし、そう信じたい気持ちも分からないわけではないんだけど、それを訴えるだけでは受け手には全てが伝わらない。
それはなぜかって、言葉という伝達手段によって情報が欠損するからではなく、大半が、もといほぼ全てが伝えている情報そのものがそもそも欠落しているに他ならない。
事実を元に語られていることを自身の作品のウリにしたいなら、最低限心がけて欲しいことがある。その時の感情を語るのと同時に
- 自身が、あるいは作品の主人公がどういう過去を持っているか?
- その過去のうちのどんな事実が、その時の感情と結びつきうるのか?
- 2.の感情の結びつき方が客観的に見て理解できるものなのか?
それすら語れずに一方的に自分、もとい主人公が「〜〜だ」と感情をぶちまけるだけだから、時に「薄っぺらい」とか「世間知らずだ」とか酷評の限りを尽くされる。逆に本当にそこまで自身を晒すことができるのなら、作品の出来云々以前に有無を言わせぬリアリティが受け手を圧倒してしまう。
事実を語るということはそういうこと。本当にその覚悟はあるのかな?