Life is a Flower.

詩の話とかWebっぽい話とか、とにかく雑多に。

2003年08月25日

時代の流れなんですかね。

CNET Japanより「Windowsのアップデート自動化を検討する米マイクロソフト」。

Microsoftの代表は、同社が「今後出るWindowsのバージョンでは、デフォルトでAuto Updateを有効にすることを真剣に検討している」が、まだ具体的スケジュールの決定には至っていないと述べた。Microsoftがパッチ更新の自動化を決定すれば、「Longhorn」から実施される可能性もある。

セキュリティパッチが自動的にインストールされていれば、最近のMSBlastワームの被害は防げたかもしれない。MSBlastは、約1カ月前に出されたパッチをまだインストールしていないコンピュータ数百万台への攻撃に成功したからだ。

ウチの関わる環境に限定すれば MSBlast の直接的な影響・被害はなかったんだけど、見渡してみれば感染したとか、色々な話も聞きますしね。

企業のシステム管理者など多くのユーザーは、パッチが他のソフトウェアと競合したり、最悪の場合システム障害を引き起こす可能性があるため、パッチを適用する前に内容を調べたいと考えている。ある有名なケースでは、MicrosoftのWindows NT用Service Pack 6が、何千台ものサーバーをクラッシュさせたことがある。

例えこういうケースを引き起こすことになっても、ますます重視されるネットワークの、特にトラフィックを考えれば、そういう方向に進むのもやむをえないという意見が主流になっていくんだろうさ。パッチの質を検証できるくらいの人なら自動更新の機能を切っておけば良いわけで。

ただ、今でさえWindows Updateがパッチのダウンロード中に立ち往生してほとほと困ったりするんで、短絡的にこういう方向に進むとできてると思ってたのにダウンロードできてなかったとか、また色々と問題が発生するんだろうし。

「便利なものには裏がある」ってよく言ったものだよ。

昔はPCって趣味でしか本格的に使えない程度の代物だったので、原則DIYっていう感覚があったんだけどなぁ。X68k界隈は特にそういう傾向が顕著だったし。

投稿時刻: 21:47 | カテゴリ: /web/news | 固定リンク

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