詩の話とかWebっぽい話とか、とにかく雑多に。
2003年12月31日
画材屋さんで見かけた展示会情報。
- アンコール・ワット拓本展
- 会期:2003年12月9日〜2004年1月12日。
- 時間:午前10時〜午後6時(入館は5時30分まで)。
- 年末年始:12月15,22日、28日〜1月3,5日は休館
- 会場:京都文化博物館
- 観覧料:一般700(560)円、高校・大学生500(400)円、小・中学生400(320)円
- トルコ三大文明展
- 会期:2003年12月20日〜2004年2月6日。
- 時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)。
- 年末年始:12月28日〜1月4日は休館
- 会場:大阪歴史博物館
- 観覧料: 大人1200(1000)円、高大生900(700)円
- 大英博物館の至宝展
- 会期:2004年1月17日〜2004年3月28日。
- 時間:午前10時〜午後5時(入館は閉館30分前まで)
- 年末年始:12月28日〜1月5日は休館
- 会場:神戸市立博物館
- 観覧料:一般1300(1100)円、大学・高校生900(800)円、小・中学生500(400)円
観覧料の()内は前売
とりあえず全部行くことにしておこう。
投稿時刻: 17:34 | カテゴリ: /exhibition | 固定リンク
【Link】コミュニケーションツール
- シングルCDを購入する人たち(ARTIFACT −人工事実−)
- ネットワーク上の活動の男女差(ARTIFACT −人工事実−)
- 小中学生にも"アバターサービス"が浸透中?(ZDNet)
- "感動探し"の市場規模は5兆円(ZDNet)
よく「詩とは何か」とか言われるけれど、一つの表現方法であること以上の意味をもたないんじゃないだろうか、と最近は普通にそう感じる。私は私なりに思うことがあって、それをこの場で公言することが多いけれど、それは飽くまでも私なりに思うこと
であって、それ以上のものでは決してない。ましてや誰かに強制するためのものでもなく、何が正しくて何が間違っているのかを示唆するものでもない。
時世、流行、あるいはその時代に広がる心理状況、それが不特定の何かをコミュニケーションのきっかけにする。たったそれだけのことなのだ、と。
詩を書く人間として、特定の指向を否定するために「詩とはどうあるべきか」なんて口にしないようにしようと、頓に思う。何かを否定したつもりはないんだけど。
だけど今までは、自分の考える「詩とはどうあるべきか」を正当化させるために誰かの想いを否定するようなことしかしてこなかったんだよ。私に限らず。それが、「詩とはどうあるべきか」を語りたがる人間のやり口だったんだ。
【F.y.新仕様MEMO】基本コンセプト。
春を目標にF.y.の仕様の大幅変更をする予定なら、そろそろ仕様を考えておかなくっちゃ、という感じのメモ。メモなので、訳が分からない記述もあるかもしれないけれど。
ここで随時上げていく仕様を全部盛り込むだけの余裕はないだろうし、現実的に考えて、春に本始動させる予定のシステムに後からどんどんと機能を追加していくことになるだろうけれど。目標は大きく、amazon.co.jp(笑。
基本コンセプト
- 機能拡張性第一。
- おいおいの機能拡張を考えると、まず最初に機能拡張性を優先。後で機能を追加しようにも、その作業に手間取るようでは単に投稿ルールに制約を与えて、利用者を不自由してしまう、という発想で。
- 投稿スペースの基本理念はアーカイバ。
- 掲示板の投稿利用という概念は一掃。第一に過去ログ落ちをなくす。イメージ的には現代詩フォーラムよりも詩人ギルド。ただ外部から作品へのリンクを基本スタンスにすると、いずれリンク切れの作品が多発するので、アーカイブとして作品を蓄積していくのは原則内部、という形が無難かなぁ、と考え中。あと、新規投稿順のリストアップは重視せず、今回の仕様変更で3日に1作の投稿ルールは廃止する方向で。
- 出せる情報は全部外部へ出す(ないし、出せる機能を有す)。
- 個人的にはこれをF.y.の最大のウリにしたいところ。著作権が規定する範囲内で出せる情報は全て外部配信できる機能は、絶対に持たせる予定。コンテンツによる訪問者の囲い込みはしない、というのが(F.y.という投稿サイトではなく)私の絶対方針。
ひとまず、予定としては4月にシステム移行+テスト運用、GW明けに本稼動というスケジュールで動けたら良いなぁ。
【F.y.新仕様MEMO】レコメンド機能。
amazon.co.jpにある、この商品に興味がある人は、こんな商品にも興味をもっています
とか言って別の商品(amazon.co.jpの場合)とか作品を紹介するヤツ。
面白そうだけど、優先度は結構低い目。ログ取るのが大変。しかも初動時に表示するアイテムがないなど、F.y.の本筋でない部分で細かい仕様を考えなきゃいけないのでパス。
この機能を導入する場合、何らかの形で投票機能も必要になってくるかな。「この作品が好きな人は、こんな作品にも興味があるようです」とか言ってリストアップするみたく。
【創作memo3】秋の空のトリップ・アワー
F.y.に投稿作品ですが、私が入れた後のレスは別に気づいてなかったり見てなかったり無視してたりするわけじゃないんですよ。と一応念のため。
ただ、一回レスを入れてしまうと、わざわざまたスレッドを上げるのが忍びないというか。とか思ってるうちにますます上げにくくなってるだけです(笑。
せっかくなのでここでレス返し。
その結果、ばっちりキャラクターが伝わって来ました、ということです(笑)
「ボク」という表記も意識してなかったけど、僕の脳みそには無意識の内にちゃんと働いてたみたい(笑)
Re: 秋の空のトリップ・アワー(No.16013) From F.y.
ミサイル君、御意(謎。
次にku-miさんからのレス。作品投稿する度にレスくれてサンキューです。
私も一連目の「空」と続く「地面」の対比が好きでした。
のびやかでさわやかな空の描写がよけいに,アスファルトの地面に押し付けられているもどかしさを強調していて,うまいなぁ〜と。トリップしちゃう時間って,客観的に冷静にそんな自分を見てみたらなんか恥ずかしいんでしょうね。昨晩書いたラブレターを,翌朝読み返すという残酷さに似ている感じ。
ちなみに私は詩を書く時ってトリップしてます。
なので,身内とか友達に見せるのはかなり恥ずかしいと思ってしまいます。
Re: 秋の空のトリップ・アワー(No.16017) From F.y.
私も一連目の「空」と続く「地面」の対比
、こっちの方はあんまり対比とか小難しいことは全然意識してなかったんですけれど、ね。でも高低を表現するならこうなのかなぁ、なんて。
あと、レスとは直接関係ないところなんですけど、
一歩遅れて帰ってきたボクは
気はずかしさに いつのまにか
走ってた
秋の空のトリップ・アワー(No.15793) From F.y.
今になって読み返してみると、飽くまでも余談ってことで比重もあまり高くない部分なんですけど、あんまり気はずかしいようには感じないよなぁ、と思ったり。まぁ、これはこれで良いか。
LiF ToDo.
LiFやF.y.に関するサイト(or ページ)修正・変更等の備忘録。この記事はしばらくの間随時更新される予定です。
今月のトップ詩、7月26〜27日更新を目処に準備。- サイトマップを最新版に修正。
巡行WebLog、あまりに話題が雑多なので、ページ内でその辺りのフォロー(笑。正式運用した途端にヴァージョンアップしたBlosxomを最新版に差替え。巡行WebLog、Resourceの掲載形式を変更。- F.y.の過去ログ蓄積のデータ形式を変更。
- CSS適用下は非表示のフッターを随時削除。とHTMLソース変更の効率化。
- 各種BBSの表示HTMLの適正化。
12/22の更新は無しです。
2003年12月30日
RSS1.0
実際のところ、随分と前から最低限の情報だけを載せたRSSが動的に配信されていたのですけれど、「記事名だけを載せたRSSを配信しててもしょうがねぇなー」と前から思っていまして、で、手の空いた今日に色々と触ってみました。
と言っても、blosxomのプラグインを入れただけなのですけれど。それでもRSSリーダーで確認してみるとXMLパーサエラーを続発してた時間帯もあったんですけれど(苦笑。
これまで動的に生成されてたRSSもそのまま生成されてますんで、お好みに合わせてご利用くださいまし。っていうか、ここ読んでる人にどれだけ役に立つ機能なのかは未知数なのですが。少なくとも私には便利、ということで(笑。
2003年12月29日
ポータルサイト指向。
えー、と。別に当てつけじゃないですよ(笑。
特定のジャンルに限定したポータルサイトの場合でも、そのサイトの指向として最も重要なことは、サイトの機能としての公益性だと思う。なんと言っても、そのサイトが扱うジャンルの玄関を担うという指向なわけだから、
- そのサイトがきっかけとなって訪問者が望むサイトへ行ける。
- 何度も使っているうちにうざく感じる作りになっていない。
この二つは最低限必須となる機能と言えるかもしれませんね。サイトとしての有用性が証明できれば勝手に外部からのリンクが増えてきますんで、認知度の向上が検索エンジンの表示結果にもある程度反映されて行きますし。そうなると、そのサイトのポジションはある程度確立して行きます。
アクセス解析。
最近、Cookieの設置を求められるたびに拒否してる昨今、そういうサイト(orページ)に出くわすと大概の確率で忍者TOOLSのアクセス解析のようなのですけれど、アクセス解析って個人サイトでどれくらい役に立っているんだろう?
仕事だとねぇ、プロモーションの提案とかで一日の訪問者数がどれくらいで、どこから来てる人が多くて、直帰率がどれくらいで、訪問者のうち、どれくらいが商品を買って行って(オンラインショップの場合)、商品購入の際の誤操作率がどれくらいで、とか全部レポートにまとめて、「現状がこうなので、こういう企画をやってみましょう」とか提案するのにサーバのログとひたすらにらめっこすることが多いんですけど、単に私ができなかっただけで、みんなそこまでやってる……、のかなぁ?
ウチのサイトで以前アクセス解析やってた頃は、頻繁に顔を出すサイトからのアクセスしてくる人が多いのかなぁ?程度しか分からなかったし、そもそもそこまで綿密なサイト運営は不可能だって察してやめたんですけれど。
私なりには他にすることがあるようにも思うけど、その辺りは如何?
役に立っているのなら良いんですけれど、ね。
年賀状。
一週間ほど前からあれこれといじってた画像を最終的にボツにして、今日一日のやっつけ仕事にしてしまう(苦笑。絵をスキャナで取り込んでトーン修正しただけ、みたいな。
そりゃともかく、それもよりも大変だったのが住所調べ。去年喪中だった都合、住所録整理もまるまる一年空いたおかげで、誰に年賀状を出したらいいのかさっぱり見当がつかないっていうか、それ以前に住所録にもあだ名で記名してあって、いざ住所を書こうとした時に名前が思い出せないって、これ如何に?
それは結局、埃を被ってるMOディスクを洗いざらい調べまくって、判明したんですけれどもね。
引っ越しとかで宛先不明で返ってくる年賀状って何枚出てくるんだろう……。
2003年12月25日
【Link】Webに関するメモを割と雑多に。
ちょっと目に留まった記事2点。1点目はJapanese Only
という表記に関する懸念について。2点目はXHTML2.0で追加される要素の考察メモ。
2003年12月22日
甲子園ボウル。
アメリカン・フットボール関西学生リーグの優勝チームと関東学生リーグの優勝チームが学生日本一を賭けて戦う甲子園ボウル。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TL | |
---|---|---|---|---|---|
立命館大学 | 14 | 13 | 17 | 17 | 61 |
法政大学 | 0 | 0 | 0 | 6 | 6 |
立命館、圧倒的でしたね。Run中心の法政がそこをしっかりマークされて手も足も出ずに、ずるずると立命に押し切られていくような、試合の印象としては関西リーグの立命ー京大戦に近い感じでした。
まずは立命QB高田。学生No.1QBと謳われる実力通りに、追い込んでも、作戦を読み切っても全然高田の選択肢が0にはならない、引き出しの多さ。これに完全に法政ディフェンス・ラインがかき回された感じです。マークを絞り切れないから、要所要所で確実にロング・ゲインが稼げてタッチダウンに結びつく。
次に立命のタレントの質の高さ。この人も学生No.1に推されるTE栗山。その学生No.1TEに頼らずRB岸野、齋藤あるいはWR長谷川でゲームメイクができるのって、かなりずるいというか、豪華と言うか。
最後に立命、チームとしての完成度が高い。オフェンス・ラインが相手ディフェンス・ラインの侵入を防ぐだけじゃなくって、味方RBの突破する道筋を作るための戦略性の高いオフェンスがすごく効果よく効いてた。
これで正月のライスボウルも楽しみになって来たよ。
それにしても大学スポーツは何につけても関東チームの方が強い傾向があるのに、アメフトだけは関西優位なんですよねぇ、例年。
2003年12月21日
ドミノ。
「ジャイアント馬場の肖像」
僕の「ジャイアント馬場の肖像」というタイトルで詩を書いてくれましたよね。あの詩、また読みたいなあ。
From F.y.
以前LUCAちゃんと共謀してやってた【謎】『連関する盲点』での作品、私が途中で入院したり何なりで全てのlogが残っていない都合でサイト上にアップしてないんですけれど、その作品は手元にあるlogに残ってるんですよねぇ。
どぅします?(笑
2003年12月20日
無題。
2003年12月19日
FAQ検索サイト
PCメーカーを対象にしたFAQ検索サイト「Rescue Me!」がオープン(INTERNET Watch)経由で、Rescue Me!。
発想として面白いかも。まだ対応しているPCメーカーの数が10社程度と規模は小さいけれど、情報を縦断的に検索できるって案外便利っぽい。仕事の合間にちょっと触った限りでは検索のレスポンスも早め。
同じ発想でソフトウェアのFAQ検索サイトってできないかなぁ?
【Link】Linuxカーネル2.6.0リリース
- The Linux Kernel Archives from kernel.org
- Linuxカーネル2.6.0登場 from ZDNN
- Linux 2.6.0カーネル、ついに公開 from japan.cnet.com
- Linux最新カーネル2.6、正式リリース from MYCOM PC WEB
- 全貌を現したLinuxカーネル2.6[第1章] from @IT
- 3年ぶりのLinuxの新バージョン「2.6」が登場 from ITPRO
- The Wonderful World of Linux 2.6 from Joe Pranevich's Homepage
以下、ついで。
- Windows XP SP2、β版リリース from ZDNN
- Windows XP Service Pack 2: 開発者向け情報 from Microsoft
- 「Mac OS X 10.3.2」リリース from ZDNN
- Mac OS X 10.3.2 Update from apple.co.jp
- Red Hat、アプリケーションサーバ市場参入へ from ZDNN
う、忘れてた……。
これまでの周期をよくよく思い返してみれば、今月ってF.y.の過去ログを公開する月じゃないかぁ。すっかり忘れてた。
最近仕事の方も年末の駆け込み注文でバタバタしてるせいで、休日出勤の可能性もで出て何とも言えないんですけれど、休みが取れるようなら22日に今月のトップ詩と合わせて掲載します。休みがとれてもちりつも。の原稿も残ってるので今月のトップ詩ともどもコケる可能性もあります(苦笑。
飽くまで予定ということで。
2003年12月17日
あわわ。
先週末くらいに「F.y.の運用の件でメール送ったけど?」ってうおのめ倶楽部の大江さんにIMで言われたものの「届いてないなぁ」と思ってたら。あー、滅多に見ることの無いメールアドレス宛に送ってくれてたわけね。今日かなり気紛れに覗いてみてやっと気づきましたよ。
ちゅーか、そのメールの受信日、12月3日とか4日なんですけど……。なぜ今になってそんな話をしてくれるわけ?とも思いつつ。
と言うわけで、春くらいにF.y.はかなり私の指向に偏ったデザインにリニューアルされそうな予感です。投稿板も含めて。
2003年12月16日
更新失敗してました(笑。
うおのめ倶楽部・F.y....etc.の移転告知のスケジュールに変更がないかを大江さんに最終確認取った時に「ウチ、(ローカルからサーバへ)定刻に自動更新されるようになってるから(ちなみに本当に大したことがない仕組み)」とか言っておきながら、設定を間違えてその定刻にトップページが更新されなかった点については、是非無かったことにしておいてほしいところ(笑。
幻のITバブルに乗ろうとする人々。
うおのめ企画、サイト移転。
うおのめ倶楽部 本館や私も共同運営で携わらせてもらっているF.y.などのうおのめ企画の展開で運営される各サイト・コンテンツがまるまる移転だそうです。
正式移転は2004年1月1日からだそうですが、仮公開という形で運営は始まっています。ウチが直接関わりのあるサイト・コンテンツについてはURLを紹介しておきますので、各サイト・コンテンツにリンクされてる方はリンクの張り替えをよろしくお願いしますねぇ。とのこと。
- うおのめ倶楽部(http://uonome.omega-zz.com/)
- For you (http://uonome.omega-zz.com/foryou/)
- うおのめ文学賞(http://uonome.omega-zz.com/bungakushou/)
です。
以上、トップページのOther Topics.に掲載したものと内容は同様なんですけれど、次にF.y.に関して少々追記。
F.y.の移転に伴い、大江さんの話や実際に移転先を見てみるとFreeBBSも一新されることになるようなんですけれど、この新FreeBBS、現FreeBBSと非連動・非同期です。その辺は注意してくださいねぇ。
ちなみに、投稿掲示板の方に関しては現行サイトと移転先サイトで同じ投稿板を使用していますんで、現行サイトから作品を投稿しても大丈夫です。
ってなわけで。
投稿時刻: 00:24 | カテゴリ: /poem/site | 固定リンク
2003年12月15日
あ!!
11月末まで「今年の年末はヒマにしてますよぉ」って触れ回っていたにも関わらず(か「そのせいで」かもしれないけれど)、12月に入った途端に色んな仕事を割り振られてしまって二進も三進も行かず。挙げ句、忘年会とかで週末も時間が割かれる昨今なのですけれど、久々に休日らしい休日。を無駄に寝て過ごしてしまった私ってバカ。
んで、休みも終わり明日に備えて寝ようとし始めるそのタイミングで来週ちりつも。の原稿〆切なのを思い出す。あーぁ。
ちりつも。用にいくつかピックアップしている作品はあるんだけど、まだ何にも考えてないぞぉ。しかもその週って時期的に今月のトップ詩の更新準備もしなくちゃ行けないような……。原稿が重なるなぁ。
ちりつも。のフリースペース欄って、本当にほとんど制約なしなんで、困る時はマヂで書くことに困るんですよねぇ。そういう時に限って他の用事があって時間が割きにくいとか、そんな事情も重なるわけで(22〜23日に予定が詰まっていて、今月のトップ詩の更新準備のスケジュールも動かせなくなっている)。
2003年12月05日
何が『壁』を作っているのか?
最近はバタバタしてるせいか、普段寄っている詩のサイトでさえあんまり巡回してなかったりもするんですけど、MMだとか、F.y.のログだとかは遠慮なしにメールで飛んでくるわけでして、そのメールに併記されているリンク先とかで誰かの書いた記事とかを読む機会はあったりするわけなのですが。
それを読んで毎回思うのはなんと言うか、詩の世界というかコミュニティーというか、そういったものが持つ壁はやっぱりとても高いです。普段(と言っても良いのかは定かではないほどムラがありますけど)詩を書いている私でさえそれを感じるんだから、きっとそうでない人たちがこういったコミュニティーから感じる壁って、他人を拒絶しているかのように受け取られるのかもなぁ、なんて。
何が原因なんだろうと推測してみるにまず真っ先に思いつくのが、そのコミュニティーが『詩を書く人』で構成されていることだろうか。ただ、そのこと自体はさしたる問題ではないと思うの。それがコミュニティーというものですから、ね。問題の本質は(ほぼ)全ての発言が大枠でそのコミュニティーから発せられているせいではないか。という邪推。
コミュニティーを構成するのが詩を書く人なだけに、とにかく書き手本位なんです。何にしても。
何か信念を持った迷いのない姿勢や眼差しが言葉を超えて伝わると(あるいはほかの何かを)信じるのは自由だと思う。だけど、それは飽くまでも書き手の中の問題でしょう? 重要な一つの要素ではあっても、普通は受け手/読み手の必要十分な条件をそれだけでは満たさない。にも関わらず詩を語る際に多くの書き手は、自身の視点/価値観の外へと脱却しようとはしない(ないし、できていない)。
それができないから、発言者の価値観が外へ向けて露出され、それが意識的かどうかに関わらず書き手本位であること自体を結果として正当化することになる。なぜなら、その前提が崩れると発言の骨子が成立しないケースが多いから。けど、同時に詩の面白さを普段詩を読まない人たちへと伝えようとする気概は消えない。
それならばむしろ、詩の面白さとやらを伝えようとは思わない? 「面白い」だとか「読めば分かる」だとか、そうじゃない。何がどう面白いのか、楽しそうに伝えてみせてよ。んで、詩の面白さを伝えようとするサイトをもっと開けた場であってほしい。と願う。そういうサイトの運営者が現状の自分のサイトが開けた場だと思っているのなら、もう一度じっくりと検証し直した方が良いと思う。
投稿時刻: 01:49 | カテゴリ: /poem/site | 固定リンク