詩の話とかWebっぽい話とか、とにかく雑多に。
2004年04月19日
詩+αという方法論。
愚痴っぽいだけの現状報告だけで更新ってのもどうかと思うので、頑張ってもう一本。
4月初旬の話題に関連して、でもストレートにその話題に触れるわけでもなくって感じの中途半端な切り口なんですけれどね、もっと詩が一般に広まってほしいと願う
という観点から見た時に、Webサイトの方向性を決める方法論として従来の詩というジャンルに+αとなるどんなジャンルを組み合わせるか、というのも選択肢の一つになると考えるのよ。
要は別ジャンルとのコラボレーションを前面に出して、間口を純粋に広げてみるっていう発想。
これまでなかったわけではないんだけど、オンライン上での詩の表現の一種類、みたいに、主となる詩ありきで従にイラストや写真やFlashを置くケースが多かったように思うし、コラボ作品が何かしらのイベント用で留まっていることも多かったようにも感じる。それをちょっと真面目にやってみるという考え方。中途半端にやっても意味がないので、詩のサイトなんて括りから外れるくらいにやるのがベターかと。
写真とのコラボ、イラストとのコラボ、その辺りを前面に打ち出したサイトもあるのはあるんですが、なんとなくファッショナブルな詩のサイト。写真のサイトじゃなくって、飽くまでもブラウザ上に表示されるサイトは格好良かったり綺麗だったりする詩のサイト。
例えば写真とのコラボ、イラストとのコラボとか、とりあえず1:1の2ジャンルでのコラボレーションを考える場合に、一作品におけるそれぞれのウェイトってのは落ちるわけで、それ故に詩だけを純粋に楽しみたいという層、逆に写真やイラストだけを純粋に楽しみたいっていう層、それぞれにとって曖昧な位置づけのサイトになる可能性も否定できないだろうけど、もっと詩が一般に広まってほしいと願う
場合の切り口って案外こういうところだとも思う。
写真やイラストが訪問者の目当てだっていい。そんな作品に添えられた一編の詩が、それまで詩に興味を感じなかった一訪問者の中に留まりうるとしたならば、それはなんて素晴らしいことなんだろう。
そんなに簡単に行くものでもないけどね。だけど、これまでと同じことをやってても変わらない、のも事実。
投稿時刻: 03:26 | カテゴリ: /poem/site | 固定リンク