詩の話とかWebっぽい話とか、とにかく雑多に。
2008年07月14日
ホテル・ルワンダ
一時、日本では映画館上映さえ危ぶまれていたのに、この映画がTV放送されるとは思ってなかったなぁ。さすがNHK-BS。最近のNHKのコンテンツ眼には感服する。
ホテル・ルワンダってのはルワンダ紛争を題材にした映画。アフリカ版シンドラーのリスト……というと語弊があるかもだけど、おそらくこれが一番伝わりやすそうな気もする。
欧米では評価の高い映画だったんだけど、テーマがテーマ(実際、民族殲滅のために120万もの人が虐殺された紛争なんで。それが10年そこいらの出来事なんだよ)ってのとか、ルワンダっていう舞台の問題ってのも大きいのだろうなぁ。注目度とか。この辺り劇中の台詞がすごい物語ってる「ルワンダの出来事は票にならない」。あと、海外での評価が高まって配給権が高騰したってのが駄目押しになって日本では上映されない流れになったんですよね。
それに対してネットを中心とした署名活動が起こった(結果、単館系を中心に上映が決まった)ことでも話題になった映画でもありまして。その当時の署名活動の盛り上がりを直に見た方もいるんじゃないかな。実際、私も署名してまして。映画館には行けなかったけど(え?