詩の話とかWebっぽい話とか、とにかく雑多に。
2006年06月15日
スペインvsウクライナ@W杯
何をしてもこんなに上手く行くスペインってすごい久し振りに見た。毎日現地15:00キックオフのゲームは暑そうなんだけど、今日はホントに暑そう。で、ウクライナの方はそれもあってか動きが悪かったのもあります。最終ラインでボールを奪っても中盤/前線の動き出しが悪くてボールを出せず、前半は早々から失点して後半も早々に一発レッドでDFウラジスラフ・ワシュクも退場。終始苦しい展開でした。
スペインって世界最高峰のサッカーリーグの一つを国内に抱えて、そのスター選手を率いてW杯などの世界的な大会に挑んでくる割には、スペインというお国事情からか「チームとしてのまとまりが悪い」やら「モチーベーションが低い」だとか、なんか色々あってぱっとしなかったんですよね。イタリアに負けないくらいサッカーが日常に根差してる国なんでちょっと何かあったらこれでもか!!っていうくらいに叩かれるし。でも今回のスペインはかなりすごそう。ここまでで32チーム中の30チームが登場して、私の主観では特にイタリア/オランダ(+チェコ/アメリカ戦は完璧だったけど怪我人の多さがちょっと不安)辺りは相当いい具合に仕上がってるように映ったんだけど、スペインも全然ひけをとってない。
試合展開はほぼスペインのワンサイド。動きが悪かったウクライナを尻目に運動量で上回ったスペインはボールを持ってもほとんどプレスを受けずにウクライナ陣内で自由に攻撃を組立てられられる展開。で、ウクライナとしては決定機をファールでないと止められない状況に陥るんですけれど、ここからのセットプレーでMFシャビ・アロンソ/FWダビド・ビジャが立て続けに得点。後半も同様の状況になり、ウラジスラフ・ワシュクによるペナルティエリアでのファールで得たPKをダビド・ビジャがしっかり決め、ウクライナとしてはファールでもスペインを止められない。
後半の半ばには、中盤で奪ったボールを細かいパスで一気にゴール前まで運び、それをFWフェルナンド・トーレスが決めるなど試合の流れからも速攻で点を取れることを見せつけてました。
んー、運動量の差が明確に結果に現れた試合でしたね。
投稿時刻: 00:44 | カテゴリ: /sports/soccer | 固定リンク