|
経済委員会所管一般議案 議案45号「下関市環境美化条例の一部を改正する条例」 路上喫煙の防止等について必要な事項を定めるため、下関市環境美化条例の一部を改正しようとするもの。 条例改正の主な内容は、目的に「安全で快適な都市空間の形成」を追加、責務について市、市民、事業者それぞれ改正するとともに、指定地区及び罰則に関しては、ポイ捨てについて罰金から機動性のある過料に変更するとともに、新たに路上喫煙等禁止地区を設け、禁止地区内では指定喫煙場所以外での喫煙行為を禁止し、違反者に対する過料を創設しようとするものである。当初は唐戸地区周辺及び下関駅周辺地区の二地区を指定し、禁止地区内の喫煙場所については指定喫煙場所を設置するほか民間事業者の協力を得て、民地を含む適切な場所に喫煙場所を確保する。条例の公布及び施行は平成20年4月1日とし、過料は平成20年7月1日から適用する。 議案50号「下関市地方卸売市場唐戸市場業務条例等の一部を改正する条例」 平成20年4月に下関市中央卸売市場が地方卸売市場新下関市場へ移行し、現行の中央市場課、地方市場課の2課体制が市場管理課の1課へ統合されることに伴い、唐戸市場、南風泊市場及び豊北市場の3市場にそれぞれ設置される市場運営委員会の庶務を担当する課の名称を、いずれも現行の地方市場課から市場管理課へ改めようとするもの。 議案73号「指定管理者の指定について」 六連島漁港の管理を行わせるため、平成20年4月1日から平成25年3月31日までの5年間、山口県漁業協同組合を指定管理者として指定しようとするもの。
議案92号「工事請負契約の締結について」 湯町地区観光交流センター(仮称)新築工事について、広(こう)成(せい)建設株式会社山口支店と4億5,034万5千円で請負契約を締結しようとするもの。 湯町地区まちづくり交付金事業は、川棚温泉を有する湯町地区において、宿泊客など観光客が減少し、まちなかに活気が見られない状況となっている中で、魅力ある温泉街の形成を図るために、交流・リフレッシュ機能および観光拠点の整備のため始められたものであり、事業期間は平成16年度から平成20年度までとなっている。 この湯町地区観光交流センター(仮称)は、観光客と地域住民が気軽に交流できる空間を創造し、観光情報発信基地としての機能も備え、本事業の中核施設である。 随意契約に至った経過は、昨年10月15日、条件付き一般競争入札により、建築主体工事を発注したところ市内の4共同企業体が参加申請していたものの、全ての共同企業体が入札を辞退し、不調に終わった。その後、入札の不調の主な原因が、業者の見積もり額と設計金額の乖離にあったことが判明し、工事内容を見直すほか、リスク管理や施工調整が容易であること、さらなる工事費の削減が求められていること、工期の短縮が必要なことから、一括発注並びに単独発注方式として、本年2月12日に条件付き一般競争入札により再度入札告示を行った。3月5日に、開札したところ、郵便による入札が3通あり、その内1通は消印が締め切り後となっていたため失格、開封した2通のうち、1通は応札を辞退する旨の書面のみが入っており、残る1通についても価格は記載されていたが、予定価格を上回っており再び不調に終わった。 本施設は、まちづくり交付金事業の関係で、事業期間は平成16年度から平成20年度までの5ヵ年と定められており、これ以上の延長は認められないこと、また仮に再度、条件付き一般競争入札に付したとしても、新たな参加資格者が期待できないことから、地方自治法第234条及び地方自治法施行令第167条の2の規定により、随意契約により仮契約を締結した。 |
|
|