2005/7/14
Mr.インクレディブルで日記再開
なんかどうも日記公開しないほうが精神的によろしくない場合もあるような感じなので(謎)、とりあえず今まで通りのまま再開です。
じゃあ、再開代一弾は最近友人にも見せて好評だったMr.インクレディブルで。
コレほんとイイよ。以前からPIXERはハズレがないなーと感心してみてたわけですが、今回もさらにイイ。子供も楽しんで見てましたが、やはり大人が特に楽しめる内容。 キャラすんごい立ってるし。黒木瞳の吹き替えとかいいし。子供にイラついたり怒ったりするオカーサンの声うますぎ。あとエドナ・モードの喋りとか。絵的にも細部まで凝っててキレイで、間違いなくCGムービーの最高峰でしょう。現在の技術でのCGってどうもリアルを再現するためのものじゃなく「すごい人形劇」を作るためのモノのような気がしてきた。PIXERの使い方はスゲー正しいと思う。 そのうち、NHK教育の棒のついた人形劇が「実はCGでした〜」「な、なんだってー!!」ってな時代が来るのかもなあ、とか思いましたよ。
で、ストーリー。単純と思わせてちょっとひねってあって、ちゃんとドラマがあって爽快、スッキリ。もちろんハッピーエンド。観ててほんとに楽しい。 なんかね、日本の有名なアニメの監督とかって、売れたらどんどん精神論とか哲学な方向へ走っちゃうじゃないですか。 でもね、俺は映画でそれやっちゃう人をちっとも偉いと思わないんです。わかりにくいもの作って「簡単にわかられても嫌だ」とか、ハァ?何それ?って感じ。 その点PIXERは、もう、ただただ客を楽しませることだけに情熱を注いでて、その混じりッ気ナシのエンターテインメントな姿勢がめちゃくちゃ美しいと思うのですよ。純粋。 というわけでMr.インクレディブル殿堂入り。むしろ超殿堂。おすすめです。 難をいえば特典がイマイチ。JACK-JACK Attackしか見る必要ないような。
あとMr.インクレディブルっていう日本語タイトルが気になる。 原題はThe Incrediblesだから、インクレディブル家とかインクレディブル・ファミリーとかが適当じゃないのかなあ。 まあ、そんなことはどうでもいいんでとにかくまだ見てない人は絶対に見て!
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