2005/3/2

貧乏は修繕の母(今回非推奨)



非推奨DIYネタ。

会社の仕事でFLASH製作とかやってるんですが、ウチの支社の事務所ってXGAのモニタしかない。
FlashとかDreamWeaverとか使う人ならわかると思うんだけど、XGAって、WEB開発環境としては絶対的に狭いわけ。もう話にならんです。
最近はプログラマの仕事はお休みで、FlashとDreamWeaverの仕事ばっかりなので、XGAの画面にイライラしながらなんとか画面やりくりして仕事してました。
あまりに狭いのが苦痛になってきたので、サーバーモニタになってる15インチの古いCRTを付けてみたりもしたのですが、解像度上げると60ヘルツしか出ない!チラツキにやられて頭が痛くなり、ノックアウト。ダメ。

そこで、思い出したこと。友人が最近モニタを買い換えた。以前は19インチのナナオCRT使ってたのが、色がおかしくなったのでベンキュー19インチ液晶に買い換えたらしい。でもナナオエイゾーも色は変だけど映るには映ると言ってた。

そこで会社からその友人に速攻TEL。「捨てた?」「いや、まだ捨ててない」「すぐ行く」
それで引き取ってきました。ナナオのFlexScanT766。往年の名機です。デザイナーの人とかが使うやつです。高級です。
で、つないでみたんだけどやっぱり白くもやがかかってて、はっきりしない。
でもとりあえず作業に支障はないので、それでお仕事。画面が広いので、はかどる。

昼休み。白い画面を眺めて弁当食いながら、なんとか直らんかなーといろいろ画質調整をしてみる。でもダメ。
弁当食い終わった後、思い立つ。「開けてみるか?」
支社長に「ブラウン管の高電圧部分の電圧はシャレにならないから」とか引き止められながらも「高電圧につき絶対あけるな」の警告を無視してカバーオープン。鉄の檻みたいな内側ボディが現れました。
一見、さわれる所は何も無いように見えたのですが、くまなく探していくと、ドライバーで奥まったところのネジを回す、サービスマン用の調整箇所を三つ発見。
その状態で電源つないで、画面出して、モニタに触れないように注意してドライバーで調整ネジを回す。すると
「バチン」
画面落ちたー!
コレは本格的に壊してしまったかも、と思いつつ、CRTの電源切って、また入れる。
ボケボケのうねる画面が3秒ほど表示された後
「バチン」
また落ちたー!!
どうやら設定限界を超えてて、モニタ自身がそれ判断して自律的に落としてる模様。
気分はorzになりつつもう一度。今度は、落ちるまでの3秒間のうちにネジを逆に回す。
失敗して何度かはやっぱり落ちましたが、5回目ぐらいでなんとか落ちなくなった。画面はめちゃくちゃだけど…
一応ぎりぎり生き残った気分で、さらに微調整。
するとある一点で
「ウワなにコレめちゃめちゃキレー!」
白かぶりもとれてまったく正常な表示に。
もしかしたら、調整限界を超えて何回か落としたのが良かったのかもしれない。下手すりゃ壊れたのかも知れませんが…運がよかったのか。

というわけで、今職場の机の上にナナオの19インチ、FlexScanT766がどーんと乗っかってます。
なんか、ウェブクリエーターみたいだね!←みたいじゃないだろ
1280x1024で使ってますが、すんごい快適です。Flash、DreamWeaver、PhotoShop、Illustlatorが全部快適に使える!そして色もキレイ!これがナナオエイゾーの真の姿か!
1600x1200とかさらに上も出ますが、1280x1024が使いやすかった。

と言うわけで貧乏は修繕の母ですが、今回の作業は非推奨。危険です。
いや会社に買ってくれって言えばいいんだけど会社もお金ないからね…

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