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響高等学校卒業式に出席 2004年03月01日(月)

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少し寒さがぶり返し、小雨の振る中を響高等学校の卒業式に出席しました。
広い体育館で行われた卒業式に今年は男子生徒36名、女子生徒77名、合計113名の卒業生が臨み、新しい人生の門出を祝福されました。最近は少子化の影響で卒業生が毎年少なくなっています。21世紀の郷土の未来を担うかけがえのない若者の新しい門出を心から祝福したいものです。
卒業証書の授与式の後で長谷川校長の式辞がありました。要旨は以下のとおり。
ご卒業おめでとう。変化の激しい不透明の時代を生きる皆さんは、人間として正しい価値判断が出来るということが求められる。価値観が多様化している社会では自分で価値を計る尺度を持たないと周囲にながされてしまいます。社会の中で生きていくために、自分にとって大切なもの、必要なものを取捨選択できる判断力を持つことが大切です。そのためには多くの情報を収集し、本当の自分自身を発見し、自分の考えをしっかりしたものにして下さい。
皆さんには素晴らしい未来が開かれています。しかし予期しない不幸な事態に遭遇することもあります。その時は自暴自棄にならず、辛さ、苦しさに耐えることも必要です。厳しい冬の後には暖かい春がやってきます。苦しいとき、辛いときには、響高校や友達のことを思い出してください。母校は温かく皆さんを迎え入れてくれます。
最後に今日まで皆さんを慈しみ育ててくださったご家族、地域の方々のお陰を感謝し、高い理想に向かって大きく羽ばたいてください。
 


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