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17年新春交歓会開催 2005年01月06日(木)

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川棚グランドホテルカメリアホールで新春交歓会が開催され、町内の有志180名が出席して新年を祝いました。町長挨拶、来賓挨拶の後で下関経済研究所の宗近研究調査部長の「新時代の地域経済」と題する講演があり、パーティでは新春「津軽三味線」が披露されました。私も出席して来賓の挨拶をしました。今年の交歓会は合併直前ということもあり、話題が合併一色に包まれました。
私の挨拶要旨
明けましておめでとうございます。皆様にはご家族お揃いですがすがしい新年をお迎えになられたことと、心よりお慶び申し上げます。
本日は新年交歓会に町内有志の方がかくも多数お集まりいただき、新しい年の希望と抱負を語り合うことが出来ますことを何よりもうれしく思うことでございます。
さて昨年は自然災害に大変苦しんだ1年でございました。夏には猛暑、酷暑が連日続き、秋には全国各地で集中豪雨や超大型台風が上陸、11月には新潟中越地震による自然災害が発生し、各地で多くの方が災害に遇われました。また海外では年末にスマトラ沖地震が発生し、地震・津波による犠牲者が15万人に及ぼうとしております。
政治の面では、国が三位一体改革を推進、国と地方の役割分担や地方交付税の見直しが大きな問題となりました。地方で出来ることは地方で自己決定し、自己責任によるまちづくりが一層求められることになりました。地域経済の景気回復ははかばかしくなく、総じて暗い話題の多い1年でした。アテネオリンピックでの日本選手の活躍と紀宮(のりのみや)様の婚約発表のニュースがせめてもの明るい話題でございました。
さて今年の豊浦町の行政の最大のテーマは豊関1市4町の合併とその後のまちづくりであります。
山口県では来年3月までに市町村合併がほぼ達成され、予定では20の市と町になります。この2月13日には豊関1市4町が合併し、新生下関市は山口県で最大かつ唯一の中核都市となることになりました。行政の権限が大幅に拡大し新しいサービスが可能となります。これからは合併によるまちづくりの真価が問われることになりました。
合併後の行政サービスについて「サービスは高い方に、負担は低い方に」ということになっています、これの実現も大変ですが、合併による効果、言ってみればまち同士の結婚による連携や力の結集効果を実現しなければなりません。
地域のイメージアップや拡大する観光エリアを活かした交流人口の増大、経済活動の活発化、暮らしや医療福祉サービスの充実であります。
一言で言えば「潤いと活力のある豊浦、安心して生活できる豊浦の実現」ということであります。母都市としての下関は観光で盛り上がっていますが多くの課題が山積しており、合併新都市への向けてのスタンスは定かではありません。合併して下関市の中に埋没することなく、豊浦地区の独自の魅力と活力創りに努めなければならないと思っております。
合併に関連し川棚湯町地区における都市再生整備事業を初め、現在地域活性化のための基盤整備事業が継続事業として進行中でありますし、また計画もされております。
5年後、10年後に合併してよかったと皆様から評価がいただけるよう私たち議会として一生懸命取り組みますが、みなさんもそれぞれのお立場で豊浦の魅力作り、活力作りにご尽力下さいます様御願い申し上げます。合併を新しいまちづくりの最大のチャンスと考え、ともどもに力を合わせとりくんで参りたいと思います。
合併問題以外では、本町では生涯教育の充実に積極的に取り組んでおりますが、昨年本町の夢が丘スポーツセンターで開催いたしました全国高校総体相撲選手権大会は大成功のうちに終了し、多くの感動を豊浦町に残してくれました。スポーツセンターに隣接する夢が丘中学も立派に完成しこの1月21日には竣工式が行われます。
時代の先端を行く立派な文教スポーツ施設の建設に理解とご支援をいただきました皆様はじめ多くの関係者に心から感謝申し上げ、この拠点施設を中心に本町の生涯教育並びにスポーツの更なる充実が図られることを願ってやみません。
本年も経済社会情勢は引き続き厳しいことが予想されますが、合併後の新市まちづくり計画に盛り込んだ本町の事業プランの実現に取り組み、合併後も議会に与えられた町民の皆様からの信託とご期待に応えるべく可能な限り懸命に努力をいたします。皆様の温かいご支援、ご鞭撻をお願い申し上げます。
新しい年が皆様にとって幸多い年となりますよう、ご健勝とご活躍を念願申し上げ、新年のご挨拶といたします。
 


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