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豊浦町商工会16年度総代会開催 2004年05月21日(金)

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平成16年度の豊浦町商工会通常総代会が商工会コミュニティホールで開催され、出席して挨拶しました。

挨拶の要旨は以下の通り
本日第44回豊浦町商工会通常総会が開催されますにあたり、町議会を代表して一言ご挨拶を申し上げます。
平素は皆様には地域における商工業振興のためご尽力をいただき、地元商工業者の事業発展に尽くされていることに対しまして心より敬意を表し、感謝申し上げます。

 企業を取り巻く環境は長引く景気低迷に加え、少子高齢化によるマーケットの変化や、地方分権推進改革による市町村合併により業種によっては事業の取り組みの見直しが必要になるなど、大きく様変わりしつつあります。
豊関1市4町の市町村合併は今のところこの5月26日の第15回合併協議会によって最終となり、6月には調印をする運びになっておりますが、豊田町、豊北町、豊浦町に住民投票条例を求める動きが広まり、この成り行きによっては調印が流動的になることも予測されます。市町村合併に関連し、商工会、社会福祉協議会、シルバー人材センター等公益法人も合併の大きな動きの中にあります。
商工業者の皆様も、市場の枠組みが拡大し大変ですが、変化には変化で対応しなければなりません。自社の事業のマーケットが町外にある会社では町内の景気や消費力にあまり影響されないと思いますが、マーケットが町内であり、町内の景気や消費力に依存する場合には,単に自社の事業のあり方のみでなく,町の発展、活性化を考えなくてはなりません。町が発展し、活性化すれば、消費力もアップし事業も発展しますが、町が衰退すれば、マーケットも衰退します。
合併しても町の活力を持続し、発展させるにはどうしたらよいか難しい問題ですが、皆で智恵と汗を流さなければなりません。行政依存から官と民が共に創るまちづくり、民間主導型の活力創造が必要であります。商工会にはいろいろな部会活動がありますが、いろいろな部会活動の中でぜひ地域の活力創造をテーマにして具体的にどのような取り組みをすればよいか研究してもらいたいと思います。
そのためには会員の皆様がお互いを良く知り合い、共に学びあい、お互いの能力やノウハウを提供しあい、新しい物を創りあげる、これを4つの合いといっていますが、ぜひこれをやってもらいたいと思います。
そして会員一人一人が力強く自立し、団結して事業に取り組み、地域内で人、もの、金、情報がうまく循環する仕組みをつくってもらいたいと思います。
議会といたしましても皆様のニーズや期待を重く受け止め、合併後の新しい町づくりの各種事業推進に積極的に取り組むよう関係先に働きかけて参ります。

会員の皆様の事業の益々のご発展と本日ご参会の皆様のご健勝ご活躍を念願いたしまして私の挨拶と致します。
本日はおめでとうございます。
 


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