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社会を明るくする運動推進大会開催 2004年07月03日(土)

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第54回「社会を明るくする運動」推進大会が中央公民館で盛大に開催されました。この運動は、すべての国民が犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更正について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない明るい社会を築こうとする全国的な運動です。私も来賓として町議会を代表して挨拶しました。
挨拶要旨
第54回「社会を明るくする運動」豊浦町推進大会がかくも盛大に開催されますことに対し、関係者のご努力に敬意を表しますとともに、本日ご参加の皆様の日頃の明るい社会づくりに対するご尽力に対し心より感謝申し上げます。
毎年、7月は社会を明るくする強調月間とされ、法務省から統一標語として「ふれあいと対話が築く明るい社会」が示されています。
近年子供を取り巻く環境は、地域や家庭において子供が自分の存在感を実感し、いきいき出来る居場所が少なくなっており、子供の犯罪や非行が年を追って増大、かつ凶悪化し、しかも低年齢化の傾向が大きな社会問題となっています。
昨年の7月には長崎市で中学1年の少年が子供(当時4歳)の命を奪い、大きな社会問題になりましたが、今年も6月の初めに佐世保市の小学校で6年生の女生徒が同級生にカッターナイフで切られ,死亡いたしました。
私たちはこのような事件が地域社会の中で万が一にも起こることの無いよう、こどもを育成する責任を持つ大人一人一人の問題として自覚を新たにしなければなりません。
子供が自分や他人の存在を大切に思い、生き生きと生活していくためには自分を受け止めてくれる人や居場所が必要で、今私たち大人に求められているのは、子供に積極的にかかわりを持ち、命の大切さや命の尊さを伝え、子供に「自分は本当に大切にされている」という実感を持たせることではないでしょうか。
本日のこの推進大会を機に、豊浦町における明るい社会づくりの活動の輪がさらに広がり、地域の隅々に浸透し、大きな実りある成果を挙げることを念願いたしまして私の挨拶とさせていただきます。有難うございました。
 


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