8月4日 (金)  デスノート劇場版前編

色々迷った挙句、劇場版デスノートを観ることにした。
レイトショーで安かったし。
まあ、パッと見は悪くなかったですね。
まあ、ポイントを挙げていくと…

地下鉄のシーンが丸ごと福岡市営地下鉄(笑)。駅名は巧みに張り替えられてましたけど。物語のポイントとなる美術館のシーンは北九州市美術館でしたし。福岡県民にとっては結構クスリとさせられるポイントが多かったですね。

さて…ここでマイナスポイントを。原作では女性の死亡シーンは描かれなかったのに(女性の死人が出なかったわけではないが、直接描くといういう手法がとられなかった)、本作では2人も立て続けに死んじゃってます。別にフェミニストを気取るわけじゃないけど、原作を一通り読んでいれば、少しは気づくんじゃないかと思いますが。それからライトのトリックに対するツッコミ…という演出かもしれないけど、Lが甘い物でなくポテチを食べるシーン。原作に比べて明らかに不細工すぎる(特にアップだと顕著)藤原竜也のライト。顔の造作は、まあ仕方ないからこの際置いておくとして…

一番の問題なのはスモーカーになってしまったライトの父・総一郎!! よりにもよって総一郎をDQNに陥れるなんて! 何の演出の意図があってやってるのかは知りませんが、やっていい事と悪いことがあります。これで正義のかたまり総一郎がただのメッキ細工に成り下がりました。

まあ、いい点を挙げておくと、Lが思ったよりいい演技をしてたことぐらいっすか。おひょいさんは一番のハマり役でした。