投稿日 | : 2006/03/15(Wed) 03:40 |
投稿者 | : 灼コー |
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タイトル | : 夢いっぱいの存在 言い換えるなら、青年 |
漠然と描く夢
確かに 青年には 幾つもの夢があった。
漠然でもまた決して偶然でもない夢
その彩られた栄光と挫折を想い描いていた。
果たして永遠に眠り続ける事が夢であるならば その四次元世界をも飛び越えて、遥か宇宙の奥底で今も金色に輝く曼陀羅の中で虚無瞑想を悟す 仏陀にもなろう筈の我が身を確信していた。
永遠が一秒なら 一生はハカナク いつしか 中年から壮年へ そして抽象から具象へと移り変わり その無垢な夢を追い求めて止まない青年は こうして今も 自慰自問する。