投稿日 | : 2006/01/20(Fri) 15:53 |
投稿者 | : 灼コー |
Eメール | : tuchi.mandarin.club@docomo.ne.jp |
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タイトル | : デッサンと呼ばれた、未来 |
私の家の前に聳え立つ鯨岳
小さな瞳で見つめ続けたその山の聖人に、私は四つの願いをかけた。
憂う日 は 悲しみの窓に小舟を浮かべ 、 その研ぎ澄まされた山の向こうに見える筈の 海を想い描き 。
心笑う日は 晴れた日の青空に キャンバスを広げ、窓から眺める パノラマ に ピンクの文字を描く。
そして 今も変わらずにその禿落ちたままゴツゴツとした顔でこちらを見つめ続けている岩山に、もうすっかり霞みかけている私の目は 問いかける。
私は
幸せだろうか・・ 。
今も 私は 幸せだろうか・・と 。