既に遅延をきわめていたある者は既に灰皿を残骸で満たしある者は既に夕暮れにもたれかかっていた工夫が窓を次々と建築し不滅の鳥が銃声のようにぶつかり消失していくそして遅れたようにいつも跡は残された室内には病気が横たわりたとえば少女が微笑んでいる