この投稿作に出された課題

「楽園を望む」というタイトルで作品を書く

「激白」をキーワードとして作品中で使う

ひとしきり暴れまくった北風もようやく落ち着きを取り戻し
またにこやかに笑顔を振りまく太陽がやってきたこんな季節。
地に眠る虫たちも
寒さに負けていた獣たちも
本を片手に人々でさえ駈けていくこんな・季節に・

私は未だ開かない片目よろしく鳥たちでさえびっくりするような大きな クシャミ で鼻水を垂らしながら ティッシュまみれの部屋で 一人、自慰に耽る。

私は激白する！
誰が杉なぞ 必要とする！
その 70％を 燃やしてしまえ！

こんな 所に 留まる所為はなし・・と はかなくも財布の中身に銭は 無し。
一人 ゴーギャン の画を見つめ
南太平洋の パンフ を眺めながらも・・想い 届かず・・