ありふれて想像するそれは現実にはとても遠くて手に届かないこうして窓越しに眺める街が寒さに凍えているように机一つ向こうの君への想いも悴んだ指では綴れない穏やかに緩やかに淡く優しくそれはやって来るものではなかったのだ雪だろうが雨だろうが唐突にやってきて心を熱くさせた